心をひとつに
無事に閉幕しました。
大きな山場であったフライス盤職種。
4つの部品を削り、組み合わせてピンを通し、稼働させる。
更に部品ひとつひとつの高い精度も求められます。
参戦した2人は、見事時間内に作り上げピンを通し、受取検査を通過しました。
終わった途端、達成感や安堵で顔がほころぶ。
時計や彼らの表情を見ながら、キリキリと何もできずただ見つめる数時間。
私たちにも彼らが背負うたくさんの想いや緊張がヒシヒシと伝わってきました。
彼らはみんなで、たくさんの山を乗り越えてきました。
彼らの涙する姿も見てきたし、おバカに大騒ぎするところ、
まじめに語るところも、熱い姿も。
終わった日の夜、みんなで食事をしたときに、彼らを支えてきた初代の選手であり
コーチを務める子が、溢れる様々な想いを口にしようとしたら
涙が溢れてきたようで、みんなその姿で選手たちも泣き出しました。
私も溢れてきてしまいました。
悔しかったこと
嬉しかったこと
つらかったこと
もっとやりたかったこと
きっと思い返せば、ああすれば良かった、こうすれば良かった、
そんな想いはとめどもなく流れ落ちるのでしょうね。
今回も、残念ながら入賞は果たすことができませんでした。
一流の壁は高い。
でも、チャレンジ!チャレンジ!チャレンジ!
失敗することで学ぶことは成功で学ぶことの何倍もたくさんあります。
私は技能のことは全然わからないけど、
ものすごい努力をしてきた彼らに寄り添えたら^^
今もそんな想いは変わらない。
終わりは始まり。
始まれば終わる。
それを繰り返しながら成長していくのですね。
みんなのために、自分のためにも
自分でやると決めたことをやり抜く!
その姿に感動しました。
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