音羽華炎 女振り抜粋
撮影by塚本ダイさん Ovale Photostudio

日本らしさは「丁寧」ということ

芸術の秋ですね。
毎週のように地域でイベントがあり、一雨ごとに肌寒くなり
秋が深まっているのを実感するこの頃です。

でも、パチパチマンの私は、静電気が怖くて仕方ない!
車のドア、娘や息子と、バッチバチ。ビックリを通り越して痛い。
今年は対策を立てようと思います。。。

昨日は「コノカイズム」という日本舞踊公演のデモンストレーションを観にいってきました!
観るだけでなく、なんと姿勢や歩き方、お辞儀や扇子の扱いのレクチャーや実践もできワクワク。

いつもこういう大人な公演があるとお誘いするのが、華炎の先輩あきさん。
あきさんは、手先が器用でいろんなものを作れるし、見識も深く着付けもできるという
才女の中の才女でございます^^

さて、コノカイズム。


日本舞踊ってめっちゃくちゃ敷居が高くて恐れ多いんですが、絶対に学びが多いと思うんです。
私は、茶道も華道もなんなら剣道も柔道も弓道も、
日本の「道」がつく文化にちゃんと触れたことがない!

一つ・・・「美塾」というメイクのお稽古で様々な日本文化を教えていただいております。
あ、あとよさこい踊りをキッカケに様々な芸術の場に興味を持ち、積極的に見るようになりました。


コノカイズムは、男性舞踊家集団「弧の会」が紋付き袴で流派を超えて群舞を魅せるもの!
チラシが衝撃的過ぎて絶対に観にいく!と思いました。

でも、荒々しくただ激しいのではなく、

ひとつひとつの動きがしなやかで、いろんな意味があり、扇子をいろんなものに見立て
まさに美塾の内田塾長が言う「見手に委ねる」というところが奥ゆかしい。

この素踊りというメイクなしで踊るメリットは、
女形もしぐさや表情によっては、振り返ったとたんに男形にも変化でき、
時には波や炎のような景色にもなり替わることができる。

例えば、モノを渡すしぐさ一つで、女性なのか男性なのか
扇子を細かく小刻みに揺らしつつ斜め下へおろしていくしぐさも
うっとり眺めれば散りゆく花弁となり、うつろ気に見上げれば雨となる。
そしてそれを見たお客さんが感じる。

モノや情報があふれるこの世の中、身一つで感動を伝えることができる。
指先、足先、すべてのしぐさで表現することで、自分の感性と神経を研ぎ澄ませる。
丁寧なしぐさ、丁寧な表現。
日本の文化にはそれが宿っている。
奥が深いとしみじみ感じました。

もちろのんで、当日チケット勢い買い!
なんと最前列の中央付近をゲット。

その前の日には、まさに美塾の内田塾長の講演があるということで、

素晴らしい師走の幕開けで2017年を駆け抜けることになりそうです!


あーたまらんばい^^


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